友人と「歴史を刻め」に行く機会があったので、せっかくだし記事にしてみようかと思う。
ちなみにこういった所謂二郎系と分類されるようなラーメン店に行くのは初めてのことだったので大いに緊張した。
ラーメン荘 歴史を刻め
ラーメン荘 歴史を刻めは大阪の下新城に本店があり、そのほかにも大阪府内に何店舗か出店している。また、兵庫、愛知にもそれぞれ一店舗ずつのれん分け店がある。
今回いったのは、のれん分け店の六甲道店である。
営業時間は17:00から、ラストオーダーが23:45分、定休日は毎週水曜日と日曜日とのことだったので、土曜日の19:00ごろ店へ向かった。
来店の際はJRの六甲道駅から徒歩で10分少々でついたと思う。そのあたりは話しながら向かったため正確な数字ではないが楽に徒歩で向かえる距離ではあった。そのほかにも同程度の距離の駅として阪神本線の新在家駅も存在している。
17:20分頃に店の前に到着するとすでに3~40名ほどが列をなしていたと思う。
ネットの記事で事前に食券の購入する必要があるとのことだったので食券購入後列に並ぶ。

列に並んでいると店員の方が時折外に出てきて、列の整理と事前に食券を購入するよう声掛けを行ってくれた。
そして、並び始めから2時間半程度たった10時頃、ようやく我々の番が回ってきた。
麺をゆでる関係上6人単位での処理を行ってるようだったが、5人組の我々の前にはすでに3名のお客さんがいた。
店員さんからは「3名と2名での入店(2名の入店はおよそ15分後)」と「5名まとめて次の組へ(後ろから3名先に入れる)」の2つの提案をしていただき、せっかくなので5名まとめて次の組にしていただいた。
実食
入店後、セルフの水、おしぼり、はし、レンゲと取って着席し食券を前に出しておく。
目の前でラーメンの準備が始まり高まる期待。そして、あの一言を投げかけられる。
「ニンニクどうしますか?」
半分は、コールをしに行ったようなものである。といっても食べる量は多くないので実際のコールとしては
「野菜少なめ、ニンニクあり」
というジロリアンの方々からしたら信じられないようなものかもしれないが初めてのコールをすることができた。
そうして出てきたラーメンがコチラである。

頼んだのは「ラーメン 豚2枚」(1000円)である。
ラーメンのほかにも豚の枚数で「豚ラーメン」などが、また「塩ラーメン(確か+50円)」もあった。
麺の量は300g(並)で発券機の上の洗濯ばさみの色で200g(小)にしたり、汁なしにもできた。
今回頼んだのは200gの小になる。結果としてはこれでちょうどよかった。
以前他の太麺系の店に行ったときにあまり量を食べられなかったこともあり不安はあったが、歴史を刻めの麺は個人的に食べやすかった。
豚も分厚いのが2枚入っており、火の通り具合もいいのに加え、モソモソしておらずこちらも非常に食べやすかった。
トッピングのニンニクを途中で溶かすことで味の方向性を若干変えて楽しみつつ食すことができた。
野菜に関しては少なめにしたのもあり多いとは感じなかった。少なめにしなくてもよいのかもしれないが、今回スープを楽しむところまで余裕がなかったので案外このくらいが美味しく食べきるちょうどいいラインだったかもしれない。
おわりに
はじめての二郎系ということでいろいろと不安要素はあった。
食べきれるかというのもあるし、二郎系というと店独自のルールがたくさんあり敷居が高い印象もあった。
それでも、「ラーメン荘 歴史を刻め 六甲道店」は行ってよかったと思える。
少なめにすることで食べきることはできたし、並んでいる間は店員の方が事前に食券を買う必要があることを繰り返し案内してくれたり、コールに関しても店内の掲示のほかネット上の記事でもわかりやすく解説しているものがいくつもあった。
また、店内で調理をしている方も不慣れなコールにも対応してくださり、決まった形式に一言一句従ったオーダーしか受け付けないといったような個人的に二郎系に抱いていた印象とは異なる結果だった。
もちろん、これはこの店での一例でありすべての二郎系の店舗がこのような感じではないということは理解しているが、この体験が二郎系への敷居の高さを若干和らげてくれたことは間違いない。
ただ、次に行くときはもう少し早い時間帯から並んだほうが良いと感じた。
我々の後ろにも30名程度並んでおり、最終的には材料切れからラストオーダー前に注文を締め切っていた。
初めての二郎系であったがその人気の高さを感じた。
他の店ではあまり味わえないボリューム感を感じることができ、帰りの電車の中ではこのボリューム感を求めてまた来るんだろうなと考えてしまうそんな魅了があった。
いつかまたみんなで来店したいと思う。
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